串本応挙芦雪館 花鳥画:長沢芦雪筆:紙本淡彩「布袋・雀・犬図」掛軸(三幅対)長沢芦雪:「布袋・雀・犬図」長沢芦雪:「布袋・雀・犬図」長沢芦雪:「布袋・雀・犬図」長沢芦雪:「布袋・雀・犬図」。左右各幅の端と中幅の中央下に「長沢」白文方印「芦雪」朱文方印があり、各幅独立した作品として鑑賞することもできる。しかし図上で唐人人形を操る布袋を中心に据え、向かって左幅の竹の葉、仔犬、右幅の飛来する雀1羽と、下辺の群雀が、正確に対角線上に配置され、三幅対としての広い空間を形成しているところが、本図の最大の見所である。
串本応挙芦雪館 花鳥画:長沢芦雪筆:紙本墨画「群鶴図」串本応挙芦雪館 花鳥画:長沢芦雪筆:紙本墨画「群鶴図」串本応挙芦雪館 花鳥画:長沢芦雪筆:紙本墨画「群鶴図」串本応挙芦雪館 花鳥画:長沢芦雪筆:紙本墨画「群鶴図」。無量寺本堂下間一之間の障壁画で、天明6年初春滞在中の作。左方四面の襖には地上に憩う三羽の鶴が力強い筆致で大きく描かれており、頸部の特異な形態と筆法に特徴がある。また右方二面の上端で列をなして飛ぶ四羽の鶴は対称的に小さく、ゆたかな空間のひろがりを感ぜしめる。
串本応挙芦雪館 花鳥画:長沢芦雪筆:紙本着色「鸚鵡図」二曲一双屏風串本応挙芦雪館 花鳥画:長沢芦雪筆:紙本着色「鸚鵡図」串本応挙芦雪館 花鳥画:長沢芦雪筆:紙本着色「鸚鵡図」串本応挙芦雪館 花鳥画:長沢芦雪筆:紙本着色「鸚鵡図」。左隻は、止まり木の上で、片方の翼を広げ、嘴を開いて鳴き声を発する鸚鵡と、それに文字通り呼応するように翼と嘴を閉じて止まり木にぶら下がる鸚鵡が描かれている。一方、右隻では、左或いは右を向いた鸚鵡が、止まり木の上に静かに止まっている。左右両隻において芦雪得意の対照表現が現れているかのように思われるが、各図が当初からこのように配列されていたかどうかは定かではない。しかし、要所に施された色彩は、垂れ飾りの付いた鎖と相まって、いかにも唐渡りの珍鳥らしい雰囲気を醸し出している。串本応挙芦雪館 花鳥画:長沢芦雪筆:紙本着色「鸚鵡図」
串本応挙芦雪館 花鳥画:長沢芦雪筆:杉戸着色「芦雁図・鷲図・梅に鳥図」4枚串本応挙芦雪館 花鳥画:長沢芦雪筆:杉戸着色「芦雁図・鷲図・梅に鳥図」串本応挙芦雪館 花鳥画:長沢芦雪筆:杉戸着色「芦雁図・鷲図・梅に鳥図」串本応挙芦雪館 花鳥画:長沢芦雪筆:杉戸着色「芦雁図・鷲図・梅に鳥図」。無量寺本堂の杉戸絵で、款印はないが、天明6年(1786)初春滞在中の作品と考えられる。芦雁図と梅に鳥図はそれぞれ表裏に描かれているが、鷲図の裏面には絵が無い。剥落が多いが、鷲や雁の姿態、梅の古木の屈曲に特異な形態感覚が認められる。
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