2017.08.06

岡田秀之著『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』掲載のお知らせ

7月30日発売の岡田秀之著『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』(とんぼの本、新潮社)に、 当山(当館)所蔵の「龍・虎図襖」をはじめとする長沢芦雪の作品が掲載されました。
著者の岡田氏は、2011年に開催された「長沢芦雪 奇は新なり」展(MIHO MUSEUM開催)の担当者で、 展覧会の後も、串本をたびたび訪れて、串本周辺の芦雪作品の調査や毎年開催している文化財研究会の講師として、本寺の芦雪作品のすばらしさを熱く語ってくれています。
 今回出版された『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』には、本堂の襖絵を複製について、監修いただきました辻惟雄先生と東京の静嘉堂文庫美術館館長の河野元昭先生の対談が載っています。
そのなかで、「無量寺の龍・虎図襖を国宝に」とおっしゃっていただいております。
先生方のもったいないお言葉に恥じないよう、多くの方に末永くみていただけるよう寺宝の管理と広報に努めていきたいと思います。

岡田秀之著『かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪』(とんぼの本、新潮社)

2017.06.03

愛知県美術館「長沢芦雪」展 出陳のお知らせ

2017年10月6日(金)-11月19日(日)の間、愛知県美術館にて長沢芦雪展が開催されます。
重要文化財である長沢芦雪《龍図襖》《虎図襖》が愛知県名古屋市にてお目見えいたします。
お近くにお出での際は是非お立ち寄りください。

期 間:2017年年10月6日(金)〜11月19日(日)

愛知県美術館

〒461-8525 名古屋市東区東桜1-13-2〔愛知芸術文化センター10階〕
TEL 052-971-5511
http://www-art.aac.pref.aichi.jp/
【以下 愛知県美術館様 ご紹介より】

長沢芦雪展

長沢芦雪(1754-1799)は円山応挙の門下で若くして高い画力を身に着け、さらに大胆奇抜な発想によって個性を発揮しました。芦雪は人を驚かせ楽しませようというサービス精神に富み、今日では伊藤若冲や曽我蕭白と並んで「奇想」の画家と称されています。また、芦雪が描く虎や龍が併せ持つ力強さとユーモア、仔犬や烏の人間臭さ、唐子や猿の豊かな表情と時おり見せる深遠な眼差し、そして情感あふれる水墨の風景などには、江戸時代絵画の中でも特に率直に画家自身の心持ちが現れています。本展では芦雪の多彩な表現を紹介するとともに、奇想の奥にある彼の心境と画境の深化を探ります。代表作とされる和歌山県無量寺の《龍図襖》《虎図襖》は、その両脇二間の障壁画と合わせて同寺のしつらえを展示室で再現し、芦雪が意図した空間構成を体感していただきます。

長沢芦雪《龍図襖》《虎図襖》

2016.11.15

無量寺収蔵庫改修工事

プランニングしてくださる設計業者を募集いたします

無量寺収蔵庫 このたび、無量寺は収蔵庫改修工事に向け、プランニングしてくださる設計業者を募集いたします。
無量寺収蔵庫改修工事の方向性は下記の通りです。

■ 収蔵庫の概要

設置年度 平成2年度
構 造 鉄筋コンクリート造 / 寄棟造 / 本瓦葺
床面積 160.27 ㎡

■ 収蔵環境の現状

1)天井面・文化財襖枠にカビが発生

・軒裏の通気孔から外気を過剰に取り込み、小屋裏に湿気が滞留。
・二重壁は、小屋裏の湿気が落ちてくる空間となり、内装木壁の隙間から庫内へ湿気が貫流することが危惧される。
・前室と収蔵展示スペースを区画する扉が網戸のため、前室の空気が直接流入。

2)耐震強度上の問題

・小屋裏の金具に錆が目立つ。
・小屋裏のグラスウールが湿気を吸って重くなっている可能性がある。

3)活用面での問題

・湿気が内部へ流入するのを防ぐため雨天時はやむを得ず非公開としている。
・入り口へのアプローチが身体障害者に配慮したつくりとなっていない。

4)浸水対策

・津波等により内部への浸水が危惧される。

■ 改善の方向性

○ 小屋裏

・外気を取り込み過ぎないようなつくりにする。
(軒裏の通気口は正面・背面の各中央のみ残し、他は閉鎖する、など)
・気密性を高める一方、空気を適度に循環させるつくりを工夫する。

○ 収蔵展示スペース

・収蔵展示スペースと前室の気密性を高め、外気の直接流入を緩和する。
(仕切りの扉をガラス戸に変更する、など)
・調湿が図れるつくりにする。
(内壁に調湿ボードを貼る、除湿器を設置する、除湿システムを購入する、など)
・内部への浸水を極力抑えるつくりにする。
(床面の通気口をふさぐ、など)

○ 外部

・内部への外気流入を緩和する。
(入口に接して防除室を新設する、防除室内に手荷物置場を設ける、など)
・バリアフリー化を図る。
(階下から入口に至るスロープを設置する、など)

お問い合わせ

詳しくは無量寺までお問い合わせください。

無量寺:0735-62-0468

2016.11.13

無量寺災害義援金基金

チャリティーコンサートのお知らせ

チャリティーコンサートのお知らせ 秋深まる11月末、本年も水谷川優子さん、マーク・ゴトーニさんご夫婦を迎えて(チェロ・ヴァイオリン)チャリティーコンサートを催します。
無量寺を含む当地串本の気候風土は風光明媚、「豊かな恵み」と「大いなる癒し」を与えてくれると同時に、その歴史は自然災害との闘いでもあります。 300余年前には宝永大津波が、無量寺はもとより、浦々の総ての人、物を押し流し奪い去って行きました。近年もまた、南海・東南海地震の同時発生による巨大津波が懸念されています。
他方、国内外各地でも様々な自然災害に遭い、その復興までの苦難に喘いでいる多くの人々、地域が連日のように発生しています。

「明日は我が身」をキーワードに、いつか必ず私たちにお鉢が回ってくるであろう自然災害と、今まさに闘っている人々に少しでもエールを送ろうと設立いたしました基金の活動の一助となり、また私たち一人ひとりの心に、共助とおもいやりのあかりを灯す機会にしたいと思います。

演 奏 水谷川優子(チェロ)、マーク・ゴトーニ(ヴァイオリン)
会 場 無量寺方丈(本堂)
日 時 11月24日(木)
午後1時半開場 / 2時開演
定 員 先着150名(定員になり次第締め切ります)
※小さなお子様は保護者同伴でお願いいたします
申し込み 0735-62-6670(9時〜4時半)

※お子様には「チャリティー」の意味を学ぶチャンスにしてあげて頂きますようご配慮ください。

※災害義援金基金についての詳細はこちら

2015.07.23

「-宇和島伊達400年祭事業- 夏のW企画」展 出陳のお知らせ

7月23日から9月上旬までの間、重文「波上群仙図」襖8面が、愛媛県宇和島市立伊達博物館で開催されます
「-宇和島伊達400年祭事業- 夏のW企画」展に貸し出しになります。
その間、通常当館収蔵庫にて展示保護しております「波上群仙図」襖8面はご覧いただけません。
なお、方丈のデジタル再製画はご鑑賞いただけます。

期 間:平成27年7月23日〜9月上旬

宇和島市立伊達博物館、当館共、お近くにお出での際は是非お立ち寄りください。

宇和島市立伊達博物館
〒798-0061 愛媛県宇和島市御殿町9-14 TEL:0895-22-7776

宇和島伊達400年祭事業 夏のW企画展宇和島伊達400年祭事業 夏のW企画展

2014.06.03

日曜美術館「紀州へ 長沢芦雪×井浦新」放送のお知らせ

このたび、下記の日程で、日曜美術館「紀州へ 長沢芦雪×井浦新」【Eテレ】が放送されます。
どうぞお楽しみに!

日曜美術館「紀州へ 長沢芦雪×井浦新」【Eテレ】

・6月8日(日)9:00~9:45

・6月15日(日)20:00~20:45(再放送)

その土地に行ったからこそ出会うことができる"美"がある。
今回は、紀州・和歌山へ、奇想の絵師との出会いを求めて、井浦新が旅に出る…
詳しくはこちら

日曜美術館

1976年4月にスタートし、39年目を迎える「日曜美術館」は、絵画、彫刻、工芸、現代アート、古今東西、さまざまなジャンルのアート作品をじっくりと観賞しながら、作品に込められた巨匠の思いや、卓越した技法の秘密、作品を生みだした時代の息吹など、“美”にまつわる珠玉の物語を、毎回著名なゲストと共にお届けしてくれる番組です。
日曜の朝、世界一流のアートを味わう“至福のひととき”をどうぞ感じてみてください。
詳しくはこちら

2013.03.13

「とら 虎 トラ」展 出陳のお知らせ

西宮市大谷記念美術館で開催されます「とら 虎 トラ」展に、『龍虎図襖12面』を出陳いたします。
そのため、下記の間、通常当館収蔵庫にて展示保護しております『龍虎図襖12面』はご覧いただけません。
なお、方丈のデジタル再製画はご鑑賞いただけます。

期 間:平成25年4月2日〜4月26日

上記期間中の拝観料:大人1,300円 → 1,000円

また、新出としまして以下の作品を展示いたします。
・長沢芦雪筆 「人物・蛙図」屏風
・長沢芦州筆 「鵜飼図」一軸

西宮市大谷記念美術館、当館共、お近くにお出での際は是非お立ち寄りください。

「とら 虎 トラ」展「とら 虎 トラ」展

2012.09.23

開館50周年に寄せて

田辺市立美術館・脇村奨学会秋季特別展「文人画展・那智の大滝」

紀伊半島大水害罹災1周年追悼・支援

※会期中の募金箱設置および収益の一部を義援金として寄付致します。
9月22日(秋分の日)秋彼岸お中日供養法要に併せて
被災物故者慰霊法要を厳修
(法要後、特別展無料拝観)

会場:串本応挙芦雪館本館展示室
会期:平成24年9月22日〜10月12日

※収蔵庫・方丈の応挙・芦雪作品は通常通り拝観いただけます。

拝観料:大人1,300円 / 中学生以下半額
お問い合わせ:TEL 0735−62−6670(串本応挙芦雪館)

出品リスト

桑山玉洲 青緑那智瀑布図、那智瀑布図、瀧見山水図
野呂介石 熊野三瀑之図、那智郡山図、南山黄柑図、那智懸泉図
野際白雪 那智瀑布図
白隠慧鶴 瀧見観音(自賛)
日高昌克 熊野風景
前田青邨 熊野詣
麻田鷹司 那智(那智 C)、那智
鍋井克之 熊野灘のみえる丘
野口弥太郎 那智の滝
米良道博 花と瀧(那智飛瀑)
※特別出品
稗田一穂
神瀑・那智

2012.8.4

無量寺境内が和歌山県文化財(史跡)に指定されました

無量寺境内和歌山県教育委員会が進めている世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に関連する文化財調査を受け、平成24年7月20日、無量寺境内が新たに和歌山県文化財(史跡)に指定されました。

長沢芦雪の「紙本墨画竜虎図」などの名画は、国の重要文化財に指定されておりますが、 今回は、古くから文人墨客が多く訪れた場所であるとともに熊野参詣者の休憩地でもあり、参詣道の紀伊路と深い関係があることから、無量寺境内が重要な史跡として位置付けられました。

皆様是非、お立ち寄りください。

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