絵画墨跡その他

吉山 明兆 神前 松徳 狩野 山雪 狩野 探幽 雲谷 等的 等識
宗精 木庵 性瑫 狩野 安信 柏巌 性節 白隠 慧鶴 伊藤 若冲
狩野 探信 文保愚海 熊谷 守一 上甲 平谷 落合 朗風 松村 外次郎
広瀬 楚庵 堀 義雄 下村 良之介 酒井 良 作者不詳

白隠 慧鶴(はくいん えかく)[1685 - 1768]
別号は鵠林、江戸中期の高名な禅僧。
諸寺を遍歴したのち、享保2年(1717)京都妙心寺第一座となり、さらに宝暦8年(1758)伊豆竜沢寺に居す。 余技として飄逸な書画をかき、珍重されている。

作品一覧

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白隠慧鶴筆:大燈国師像 白隠慧鶴筆:大燈国師像
紙本墨画丈幅/129.5×42.6cm/江戸時代/県指定文化財

大燈国師(宗峰妙超、1282-1337)は鎌倉時代後期の有名な禅僧で、南浦紹明(大応国師)の法嗣、大徳寺開山。 本図はいわゆる乞食大燈と称される図で、大燈が東山五条橋の下で乞食をしていたという伝説を描いている。

白隠慧鶴筆:達磨像 白隠慧鶴筆:達磨像
紙本墨画丈幅/89×35cm/江戸時代

「直指人心、見性成仏」と自賛のある達磨像で、書も絵も天衣無縫の雰囲気に満ちている。

白隠慧鶴筆:常字 白隠慧鶴筆:常字
紙本丈幅/134×27.8cm/江戸時代

中央に「常」と大書し、左右に分けて「若人欲成菩提道、尋常須勤挑無盡燈」と書している。白隠の晩年期に近い力強い書である。

白隠慧鶴筆:死字 白隠慧鶴筆:死字
紙本横幅/37.5×55cm/江戸時代

「死」と大書し、ついで「真正参玄衲子先須大死一番」と記す。晩年に近い書と思われる。

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